煩悩…ぼんのう…

誰かを愛すれば　その相手にも自分が愛する分だけ愛されたいと願う。

その人の全てを独占したいとまで思う。

こんな思いを仏教の用語で煩悩という。

男女の恋愛に関するこの欲は、煩悩のなかでも色欲であろう。

人間の欲のなかでも一番、キリがない欲望に違いない。

そのこととは裏腹に…与えるだけの愛、見返りを持たない愛もある。

あげっぱなしの愛だ。

私が、こんな気持ちになる時は、自分の子どもや孫を愛しく思う時…。

ただ、この愛もある意味、煩悩であろう。

本当は、世界中の子ども達の幸せを願うべきだ。ただのエゴイストかもしれない。

もっと言えば　世界平和を祈りつづけその役に立つべきだろう。

人は、身勝手な欲に苦しむ愚かでかわいい生き物だ。

…私は、５３歳。まだまだ人生の修行中、、(-"-)



ｓａｙｕｒｉ